健康権
健康権とは、基本権の一つで生命・健康を守る人間の権利を意味する。以前には健康権と言うのは一つの選宣言的権利であるだけ、実情法上の権利ではないということが多い学者や行政実務者たちの見解だった。しかし、第2次世界大戦以後国連憲章を含めた世界人権宣言、
WHO(世界保健機構)憲章、国際人権規約など人権保障を強調した文書が発表されてから健康権を人権の一つで認める傾向が国際的に拡散した。
健康権が認められることで第一、各個人は国家に対して自分の健康権が侵害受けないように要求することができる。例えば、国家が承認した医療・医薬品などによる被害、人体実験などによる身体的・精神的被害を被らないように国家に要求することができる(自由権的適保障)。この場合、生命・身体に対する被害防止を要求する権利を生命権、身体権だと言える。第二、国家に対して積極的な健康の維持・増進、疾病の予防・治療、その他健康回復措置、医療保障などの充実のための施策(社会権的保障)を要求することができる。