眼科学

眼科学

眼科学は視器(眼球とそれを保護するまぶたなど)を対象にして、それの解剖・生理を含めて眼疾患の原因・病理外に診断と治療に必要な研究をして、これらを系統化する学問だ。目は身体の非常に小さな部分を占めるが、その機能はすごく大きくて、その内容は極度に精緻するからこれを対象にする眼科学は比較的早くから専門化された。

眼科学の始祖は医学の始祖であるヒポクラテスと言える。その後、眼科学は19世紀に至って飛躍的な発展をして、その時までの外科学の一部門から完全に脱皮して独立科目になった。その独立に一番貢献したことはH.L.F.ヘルムホルツによる検眼鏡の発明で、引き継いで細菌学の発展であり、手術に対する麻酔法などだった。20世紀に至ってはビタミン学説、内分泌学説の台頭とともに眼科学は早く発展したし、第2次世界大戦前後にはサルファ剤・抗生物質の発見とともに現在に至る。初めには外科系として発達して来たが、近来には内科・神経科の領域も加えられて広範囲な領域を持つ学問でなって行っている。