わきがについて
わきがとは、脇の下から臭い匂いのする分泌液が出る症状で、臭汗症とか腋臭症とかと呼ばれます。
わきがの臭いは、自分ではなかなか気が付きに知らない間に他人に迷惑もかけてしまうこともあります。
日本は欧米に比べると、わきが体質の人の割合はかなり少ないのですが、食生活などの欧米化で増えていっている傾向にあるようです。
わきがの原因
わきがの原因には腋窩部にアポクリン腺、エクリン腺、皮脂腺の3つの汗腺があります。アポクリン汗腺から分泌されるアポクリン汗が皮脂腺から分泌された脂肪分やエクリン腺から分泌された汗と混ざり、それが皮膚の常在細菌により分解され、わきが臭を発する物質が生成します。アポクリン腺はわき以外に、耳、うなじ、乳輪、乳頭、外陰部などにもあります。
わきがの診断
わきがの診断方法には以下のものがあります。
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服のわきの部分に黄色いシミがつく
黄色いシミの原因は、アポクリン腺からの分泌液に含まれる脂肪やタンパク質、鉄分、色素などによるものです。
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家族にわきがの人がいる
わきがは遺伝します。片親がわきがの場合は約50%、両親がわきがである場合は約75%の割合で遺伝すると言われています。
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耳垢が湿っている
外耳道には多くのアポクリン腺が分布しており、耳の中が常に湿っている人は、わきの下にもアポクリン腺が多い可能性が高くなります。
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切開によるアポクリン腺の確認
わきがの治療と手術
現在日本で行われているわきがの治療と手術方法には以下のものがあります。わきがは厚生省に病気として認められているので健康保険も使えるといいます。
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吸引法手術
わきの下の皮膚をしわに沿って数ミリ切開し、そこから吸引管で皮下のエクリン腺やわきがの原因であるアポクリン腺を吸引する方法です。切開は数ミリなので、傷跡はほとんど残らず、手術は短時間で済むのですが、吸い出すだけでは、当然全てのアポクリン腺を取り除くことは不可能なため、完治率は低くなります。
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剪除法手術
わきの下の皮膚をしわに沿って3~4センチ切開し、そこから皮膚の裏側にあるアポクリン腺を医師が直接肉眼で確認しながら取り除く方法です。この方法は、切開部分が大きいため、術後の傷痕が残ることと、経過が長いというデメリットがありますが、医師が直接肉眼で確認できるため、わきがの手術として完治率は高いと言えます。
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ボトックス注射治療法
わきの下に注入する方法です。「ボトックス注射」は、発汗を促す、アセチルコリンを制御する働きがあり、多汗症に効果を発揮します。これは、わきがの人よりも、多汗症に効果のある治療方法です。
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皮下組織掻爬治療法
わきの下の中央に穴を開け、専用器具で、わきがの原因であるアポクリン汗腺を掻き出す方法です。切除法や剪除法と比べ傷跡が残らないが再発率が高いです。
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皮下組織削除治療法
わきの下の中央部に切開し、特殊な器具を挿入し、汗腺類を含む皮下組織を除去する手術方式です。手術後に傷痕が残りやすいです。
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皮下組織吸引治療法
わきの下の皮膚に小さな穴を開けて、細い管状のものでアポクリン汗腺をはじめ、エクリン汗腺、皮脂腺を吸引する手術方法。傷跡がほとんど残らず回復も早目だが再発の危険性が高いです。
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超音波治療法
わきの下に小さな穴を開け、超音波を発生させる器具を挿入し、アポクリン汗腺やエクリン汗腺などの汗腺のみを破壊しながら吸引する方法。入院の必要も無く、手術自体の患者への負担は少ないです。
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