気脳撮影

気脳撮影

気脳撮影とは、空気を陰性造影剤にして脳をX線写真に撮って精密検査する診断法だ。

腰椎穿刺をして脳脊髄液を少しずつ身の外で流出させながら,これのような量の空気を入れ込んで頭部のX線写真を撮って脳室の形態,位置の変化を検査する方法だ。これを脳写・気脳法とも言う。

気脳撮影の方法で脳腫瘍・脳外傷・脳軟化・脳萎縮などの位置の確認が易しくなって,進行性麻痺や癲癇の痴位及び予後を判定することもできる。手術に注入された空気は数日なら吸収されて,その間副作用として一過性の比較的ひどい脳膜刺激症侯を現わす。

気脳撮影が危ないとか不可能な場合には頭蓋骨に穴をくぐって脳室穿刺をして,脳脊髄液を空気と取り替えてX線撮影をする気脳撮影法を使って,脳室のX線造影では空気以外にリピオドールみたいな陽性造影剤を入れ込んだりする。