精神病理学
精神病理学とは、精神障害者が起こす臨床的精神症状または精神現象を観察して記述・分析して科学的把握を目的する精神医学の一分野だ。
正常と理想の区別は明瞭ではなくて、また精神障害は主観的体験様式、社会的環境要因たちと密接な関連があるから、患者に影響を及ぼした社会の中での全体的人間像を把握するのに重点を置くようになった。精神病理学を研究する学派には次のようなことがある。
ドイツ式伝統的敍述学派
E.クレペリン(1856~1926)とH.グルルレ(1880~1958)、K.ヤスパース(1883~1969)などが完成させた技術的方法を母体にして発展させた学派で、症状の技術と分類を厳密な科学的方法論によって扱っている。
精神分析学派
S.フロイトによって自由連想法という面接技術を利用して、患者の無意識に押されていた不健康した体験を露出させて分析する学派なのに、しばらく大きく流行ったがだんだん衰退している。
実存分析
L.ビンスバングゴ(1881~1966)などのスイスで活動する学者たちによって精神病者と精神疾患を純粋医学的判断を去って世界内存在という構造の中での人間的現存在と思おうとする学派だ。
新フロイト学派
アメリカで流行っている学派としてフロイトの精神分析に基盤を置いたが、文化的・社会的背景を重視する学派だ。